踏切の製作
レールと道路の交差部分の製作
使用材料
- 材料は厚さ1mmと5mmのポリスチレン板を使用した。
- スチレン板は加工のし易さを考え、両面に上質紙を貼ったもの使用した。
- 5mm厚の板は道路の台として下に敷き、道路は1mm厚の板を使用した。
- この板の組み合わせにより、道路とレール上面はほぼ同じ高さになる。
- 道路になる板はレールの犬釘の上に乗ることになる。
- なお、道路幅は50mm、車線幅は1車線20mmとした。
道路板の型取り
- 道路とレールとの交差角およびレールの円弧に合わせて板を切り抜く。
- 簡単な方法は普通紙で仮の道路を作成し、道路設置位置のレールの上に乗せ、鉛筆でレール面を紙の上からなぞる。(トレースする。曲線が簡単に描ける)
- この紙を型紙として実際の道路になるスチレン板に乗せレールの円弧を写し取り切り抜く。
軌道間の板
- レールの間に敷く踏み板(中間板)は5.5mm幅とし、レールの円弧に合わせて切り抜く。
- 5.5mm以下であれば車両の通行に支障はない。
- 5.5mm幅にすると、下に何も支わなくとも、レール面と同じ高さになる。
- 長さは道路幅50mmより少し長く製作する。
道路板の接着、組み立て
- 道路の台になる板(5mm厚)を適宜製作し所定場所に接着する。
- その上に切り抜いた道路板をレールに接触するよう貼り合わせる。
- レール間に敷く板はそのまま軌道の中央に貼る。そのままレール間の道床に張ってもレール面と同じ高さになる。
- 接着剤はプラスチック用と言われるものを使用した。場合によっては発泡スチロール用の接着剤のほうが良いかもしれないが、両面上質紙貼りの板を使用したために手持ちの接着材でも問題なかった。
道路表面は塗装と白線を貼る
- 道路表面はアクリル絵の具で塗装する。
塗装色はミディアムグレーとした。
- 白線は「道路と白線のページ」で記載した方法で作成する。
4路線を跨ぐ踏切
- この模型では道路は4線を跨いでいる。複線1ヶ所、単線2ヶ所
- 複線部分の間に敷く道路板はレールの犬釘の上に乗せるという感覚で製作する。中間に詰めものするとよい。