レールレイアウト

レイアウトボード(組み立て式ジオラマ基盤)

居住室内に設置する鉄道ジオラマなので、部屋の清掃、装置メインテナンスなどのし易さを考慮し、組み立て式レイアウトにした。
部屋の2間×3尺の広さを使い、4枚のボードに分割して設置する構成とした。ブロックごとの取外しが可能である

  • 左翼ブロックボード(山岳エリア)ーーー910㎜×910㎜(薄緑色表示のエリア)
  • 右翼ブロックボード(郊外エリア)ーーー910㎜×910㎜(薄緑色表示のエリア)
  • ヤードブロックボード(ヤードエリア)ー1620㎜×300㎜(薄紫表示のエリア)
  • 中央駅ブロックボード(中央駅エリア)ー1620㎜×350㎜(薄紫表示のエリア)
  • 組立て後の全体サイズーー横幅=3440mm 奥行=910㎜
    (部屋寸法からは2間×3尺となる)

軌道の配置について

軌道は4要素(軌道)から成り立っている。

路線の種類

  • 都市間高速鉄道---外周複線(緑色表示の軌道)
  • 山岳線・高架線---両側のループ線(赤紫色表示の軌道)
  • ヤードおよび導入線-ホーム両側より(青色色表示の軌道)
  • 路面電車線ーー---駅前に軌道設置(赤色表示の軌道)

路線の特徴

  • 外周複線のレイアウト奥に中央駅を設置
  • 中央駅の両側からヤードへ退避できる
  • 従って、ヤード通常線のように通過できる
  • 駅前路面電車線はヤードを通過後に本線へ直接乗り入れ可能
  • 外周線から山岳線、高架線へ分岐して進行できる
  • 山岳線、高架線は中央駅背後の連絡橋線で接続している
  • 左ブロックの破線表示レールはトンネル内走行区間である
  • 主軌道は行きどまり線が無い

営業距離(路線長さ)

  • 軌道総延長 : 約29m

使用レールにつて

  • レールはトミックス社製を使用した
  • 選択の理由は曲線上の分岐レールが製品化されていたため
  • 家庭内設置ではスペースの制約があるので重要要素である
  • 曲線ポイントレールはヤードへの導入部(青色色表示の軌道)で使用している
  • ブロック接続部は長さ可変レールを使用している

カーブレールについて(使用したレールの半径)

  • 外周複線区間―――R391、R354 (391mm,354mm)
  • 山岳・高架線―――R391、R354 (391mm,354mm)
  • ヤード導入線―――R317、R280 (317mm,280mm)
  • 路面電車線――――R177 (177mm)
  • ポイント付近―――R541 (541mm)

カント付きレール

  • R354,R391のカントレールが販売開始されたので使用した

勾配解説図

勾配について

  • 勾配は種々情報から4%未満になるよう目指した
  • 4%を実現するために複線の手前側を30㎜嵩上し築堤上進行する
  • これにより外周複線と高架線の交差部で55㎜の高度差を確保した
  • 勾配の開始・終端地点委は脱線予防のため緩和区間を設けた
  • 緩和区間はレール一本分(約140㎜)で2.1%程度の傾斜になる

勾配率

  • 最大---3.5%
  • 平均---2.6%(複線区間)
  • 平均---3.4%(高架区間)
  • 緩和部分-2.1%(勾配への差し掛かり部)