ペーパクラフトを利用した建築物と周辺整備
ペーパクラフト対象作品
キヤノン関連のWEBサイトにペーパークラフトが紹介されていたので、以下の2点の建築物を利用した。
使用条件を見る限り、完成品は紹介しても差支えないと判断したので掲載している。
このペーパークラフトは鉄道模型用ではないので縮尺が完全には合わない。
しかし、特別な違和感はない、イメージ全体も悪くないのでそのまま設置、使用している。
WEBサイトには組立方も紹介されているのスムースに組み立てられた。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(イタリア語: Cattedrale di Santa Maria del Fiore)イタリアのフィレンツェにあるキリスト教・カトリックの教会である。
- フィレンツェの大司教座聖堂であり、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成される。
- 実際のこの聖堂は周囲を街並みに囲まれているが、この模型では作り易さを重視し芝生の中の建築物として製作した。
エッフェル塔
- エッフェル塔(仏語: La tour Eiffel)フランスのパリの象徴的な名所となっている塔で、パリ7区、シャン・ド・マルス公園の北西に位置する。
- 実際の塔と同じよう、模型でも公園の中に存在するよう製作した。
建物周辺の関連対象物製作
周辺樹木のため土台(幹根本部)製作
- 檜角材5mm×2mmを使用する。ホームセンターで入手できる。
- 長さは地盤に合わせ切断する。
- 20mm間隔で2.3mm穴をあける。
- 地盤の草地に合わせ緑色の塗装をする。
垣根を兼ねた樹木の製作
- 角材に樹木の幹の色に塗装した楊枝を差し込み接着する。(写真右手前)
- 楊枝は接着後、適宜寸法に切断する。ここでは高さを35mmとした。
- 地面は(檜角材)に草地を想定しコースターフを貼る(写真右から2番目)
- 樹木製作で用いた 葉材シート 葉材シートは、床敷きマットやキッチンで、滑り止め材としてそれらの下に敷く網上のマットである。手持ちがあったので使用した。 を楊枝の交互に巻き、貼る。(写真3番目)
- ネットに好みのライケンを貼り樹木らしく整える。(写真左奥)
- ここまで接着は全て木工用ボンドで行う。
- 接着が乾燥したら、ライケンに
木工用ボンド薄め液
木工用ボンド薄め液
木工用ボンドを5~10倍程度の水で薄め液である。ターフなど細粒上のもの、バラバラになり易いものを固定させるために使用する
接着剤が弾かれる場合は中性洗剤を適量滴下すると馴染み易くなる。 をスポイトで掛ける。 - 発泡スチロール板で全体を挟み乾燥するとライケンが整い、落着く。
土地地盤の整備
- 土地地盤には厚紙を使用した。紙の厚さは1mm程度のものである。
- 地面のアスファルト部分と芝生部分を区分けする。
- アスファルト部分はグレー色の塗装をする。(アクリル絵の具、など)
- 芝生部分は、まず、下地としてグリーン系の塗装を施しておく。
- 次にターフを蒔く。唐辛子を振りかける容器を使うと塊がなく蒔ける。
(蒔く前に地盤を 木工用ボンド薄め液 木工用ボンド薄め液
木工用ボンドを5~10倍程度の水で薄め液である。ターフなど細粒上のもの、バラバラになり易いものを固定させるために使用する
接着剤が弾かれる場合は中性洗剤を適量滴下すると馴染み易くなる。 で地盤面を濡らしておく。
木工用ボンドはスポイトで滴下すると良い) - ターフの種類は限られているので蒔いた後に、好み色の塗装をする。
垣根樹木の植栽
- 垣根用樹木を必要な場所に接着する。
- 接着は木工用ボンドを使用する。
- 接着面が荒いので、接着層が厚くなり、固着に24時間程度必要になる。
- 逆に、固着までの過程で樹木の垂直度を修正することが出来る。
- 根元の檜角材の部分にコースターフを貼り、生えている草を表現する。
地盤周辺整備
- 地盤と周辺には道路との境を表す石積を行う。
- 1㎜程度の厚紙、または建築に使用した ポリスチレン板 を使用する。
- 3mm幅のリボンに加工し地盤周囲に貼る
- 貼り付けは木工用ボンド行う。
建物の地盤への取り付け状況
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂とその庭園
エッフェル塔とその庭園
ジオラマへ設置状況
中央駅前市街地区に設置した。(後部の建物はホテルである。)