メンテナンス用区域の利用
メインテナンス用区域設置について
メインテナンス用空き区域の内容
- レイアウト中央奥(中央駅)と手前(ヤード)の間に空き領域がある。
- この空き領域はメインテナンスのために人が入る領域である。
- メインテナンス時以外はここをカバー板を設置しておく。
- カバー板は埃の侵入を防ぐことが主目的であるが、
- ジオラマとしては市街地の設置場所でもある。
メインテナンス用区域のカバー製作
材料板のその継ぎ合わせ
- カバー板は前後の基盤(中央駅ととヤードの基盤)に乗る構図とした。
- 材料は柔らかい桐板を使用し、下の基盤の反りなどに沿うものとした。
- 板厚は路面電車のレール高さに合わせ6mmの板を使用した。
- 板を基盤に乗せると基盤端のレールとカバー面で路面軌道が形成される。
- 軽く長い板は入手ができないので繋ぎ合わせで製作した。
- 繋ぎ場所はいくつかに分散するよう板取りを決める
- 繋ぎ合せは木工用ボンドで接着する
繋ぎ合わせの完成
- 繋ぎ合わせが終わったカバー全体である。
- 両サイドに6mmの嵩上分処理のための下地板を裏側に張っておく。
- この上に傾斜面を形成するためである。
左右ブロックとの接続部の段差補正
- 両サイドに張った板に6mmの嵩上分の傾斜部を形成する。
- この傾斜部は上項で記述した下地板の上に厚紙で製作する。
- 厚紙を写真のように傾斜面になるよう張り付ける。
- 下に適切な台を置くと安定する。
カバー上面の凹凸補正
- 板の継ぎ合わせは細かい段差ができるので必要により凹凸の補正をする。
- 補正は建物の壁紙を張る前に塗るシール材をで行う
- シール材を塗り、凹部を埋めて行き、鏝等の道具で平らに成型する。
- 上項の傾斜部も同様に補正する。
道路の白線表示
- レイアウト基盤上の路面軌道に接する部分は写真のように道路にする。
- 路面軌道と道路が平行に並ぶことになる。
- 道路部は塗装し、白線を描く。
- 道路及び白線の表示はこちら→道路と白線のページへ
- 他の部分は市街地となるが、建設まで草地を想定しグリーン色で塗装しておく。
メインテナンス用空き区域カバーとして完成
- カーバー板としての完成写真
- カバー寸法は1620mm×270mmである。
- 人間がここに入れる寸法になっている。
- 道路の他は草地を想定しグリーン系に塗装をしておいた。
- この地はこの後市街地を設定する場所である。
ジオラマ上に完成した区域カバーの設置
区域カバーの設置
- カバーをレイアウト所定位置に設置する。
- 設置は路面電車線に沿て乗せるだけで済む。
カーバー上に市街地を設置した完成写真